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第二十七世住職よりご挨拶

この度、拳正寺第二十七世の住職に就かせていただきました大﨑希範と申します。

令和7年1月3日よりお寺の方に入らせていただき、令和7年3月11日に高野山真言宗総本山金剛峯寺にて法流承、親受式(住職の任命)を拝受いたしました。

私が仏教の世界に入り、この日を迎えるまでに約13年間、様々な経験を積ませていただきました。楽しかったこと苦しかったこと、、色々あります。
悩めることも沢山ありましたが、住職を拝任する親受式中にはとにかく「感謝」の2文字が出て来ました。本当に全てが今に繋がっていた、何も間違いは一つとしてなかった、と私は思っております。

拳正寺に入る前に大阪の豊中不動尊というお寺に役僧として就いておりましたが、ここのご住職から教えていただいた、毎朝登壇し行法を修する事、仏様を一心に拝む事。これを続け始めてから本当に人生が好転しました。
お大師様のお言葉にございます、
「心暗きときはすなわち遇うところことごとく禍なり、眼明らかなれば途に触れて皆宝なり」
まさにこの言葉かなと私は思います。
そしてこれから自分は役僧として一寺院の職員として生きて行くのではなく、これからは高野山真言宗の一ヶ寺の住職としての看板、責任、更にはお大師様の未徒の1人であると、覚悟を認識した儀式でありました。

これからは檀信徒の皆様と共に、弘法大師空海の教えを広め、さらなる発展に向け努力してまいります。
どうぞこれから、何卒よろしくお願い致します。

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